脊椎脊髄グループの紹介

  • 脊椎変性性疾患、脊髄腫瘍などの脊椎脊髄疾患に対する診療・手術を行っています。

新着情報

  • 2024年10月1日
    金 恭平先生が国内留学から帰局しました。
  • 2024年10月11日
    金 恭平先生が第31回日本脊椎・脊髄神経手術手技学会学術集会でポスター発表を行いました。
  • 2024年10月16-18日
    安原隆雄先生、佐々田晋先生、金 恭平先生が第83回一般社団法人 日本脳神経外科学会 第83回学術総会でシンポジウム発表を行いました。
    永瀬喬之先生、平田雄一先生が第83回一般社団法人 日本脳神経外科学会 第83回学術総会で口演発表を行いました。
    三宅隼人先生が第83回一般社団法人 日本脳神経外科学会 第83回学術総会でポスター発表を行いました。
  • 2024年10月17日
    金 恭平先生が一般社団法人日本脳神経外科学会 第30回(2024年度)学会奨励賞(特別賞)を受賞しました。
  • 2024年10月25日
    金 恭平先生が第32回日本腰痛学会で口演発表を行いました。

岡山大学脳神経外科脊椎脊髄グループのメンバー

※2024年11月現在

教授 田中 將太  
准教授 安原 隆雄  
病棟医 佐々田 晋 助教
金 恭平 助教
研究室 永瀬 喬之 医員、大学院生
平田 雄一 医員、大学院生
三宅 隼人 医員、大学院生

 

診療内容

当科での脊椎脊髄の診療に関して

特徴:大学病院ならではの強みを最大限に活かし、豊富な経験と最新の医療技術を組み合わせた脊椎脊髄疾患の治療を行っています。
脊椎変性疾患に対しては最先端の内視鏡技術やナビゲーションシステムを駆使した低侵襲かつ正確な手術を提供しています。さらに、腫瘍グループや血管グループなど、他の専門チームとの緊密な連携により、脊髄腫瘍や脊髄血管障害に対しても患者さん一人ひとりに最適化された治療アプローチを実現しています。
また、整形外科の脊椎脊髄グループや国内の脊椎脊髄ハイボリュームセンターとの交流を通じて、最高水準の脊椎脊髄治療を提供するため日々研鑽を積んでいます。受診をご検討なさる方は④受診に関してよりお気軽にご連絡ください。

  1. 脊椎変性疾患(脊椎内視鏡)
  2. 脊椎脊髄腫瘍
  3. 脊髄血管障害
  4. 受診に関して

脊椎変性疾患(脊椎内視鏡)

概要

脊椎変性疾患は、椎間板の変性や靭帯の肥厚、脊椎骨・関節の変形によって脊髄あるいは神経根を圧迫し、症状が出現するものです。
下記の疾患がそれらに該当します。

  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎症性脊髄症
  • 頚椎椎間板ヘルニア

近年の医療機器の進歩により、その多くを低侵襲な内視鏡によって加療できるようになりました。
現在、当科でも頚椎症性脊髄症以外の疾患に対して低侵襲な内視鏡を用いてこれらの疾患の治療を行っており、従来の方法と比較して短い入院日数での治療を可能にしています。
また、当院は大学病院であることから、様々な診療科と協力することで、複数の合併症をお持ちの患者さんに対しても、低侵襲な内視鏡手術が可能です。

脊椎内視鏡

当科ではFESSとMED/MELという種類の脊椎内視鏡手術を行っています。脊椎内視鏡手術の特徴は、①傷跡が小さい、②筋肉の損傷が少ない、③術後の痛みが軽い、④術後感染症の危険性が低い、といったことが挙げられます。

  • FESS
    FESSとは完全内視鏡下脊椎手術(Full-Endoscopic Spine Surgery)を指し、現在の脊椎手術の中で最も低侵襲な手術方法です。1㎝弱の非常に小さな皮膚切開で手術を行うため、術後の疼痛が少なく早期回復が望めます。腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアが対象となり、術翌日の退院も可能です(患者さんごとに異なります)。

  • MED/MEL
    MEDとは内視鏡下椎間板摘出術(Micro Endoscopic Discectomy)、MELとは内視鏡下腰椎椎弓切除術(Microendoscopic Laminectomy)を指す内視鏡手術です。その有効性に関しては多くの論文で報告されており、それぞれ腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が適応となります。術後2日から4日程度での退院が可能です(患者さんごとに異なります)。

脊椎脊髄腫瘍

概要

脊椎脊髄腫瘍には良性から悪性まで様々なものがあり、若い方からお年寄りの方まで幅広い年齢層に発症します。脊椎腫瘍はせぼねにできる腫瘍、脊髄腫瘍はせぼねの中の神経の通り道にできる腫瘍です。
これまで当科は多くの脊椎脊髄腫瘍の診療にあたり、中四国で屈指の治療経験を有しています。

当科の特徴

  • 脳神経外科医としての技術を生かした顕微鏡下手術
    腫瘍の多くは、脊髄や神経根など非常に重要な組織に接しておりその摘出には繊細な作業が必要です。我々は脳神経外科医として訓練を受けた顕微鏡下手術の技術を生かし、さらに術中モニタリング(手術中に神経が障害を受けていないか評価するものです)を併用することで、可能な限り低侵襲かつ安全に最大限の腫瘍摘出を目指します。
  • 脳腫瘍グループと連携した高い診断能力
    近年の医学の進歩により、腫瘍の診断には様々な遺伝子検査が必要であることが明らかになりました。我々は、脳腫瘍グループと連携をとり、そのような遺伝子検査などを行い、正確な診断をつけ、適切な後療法(手術のあとに行う治療のことです)へとつなげています。

脊髄血管障害

概要

脊髄血管障害は、脊髄の血流に異常をきたす疾患群です。主な種類として、脊髄動静脈奇形、脊髄硬膜動静脈瘻、脊髄梗塞、脊髄出血などがあります。これらの疾患は稀ですが、適切な診断と治療が行われないと重篤な後遺症を残す可能性があります。
当科では、脳血管グループと密に連携を取り、特に脊髄動静脈奇形や動静脈瘻に対する治療に力を入れています。
その他、硬膜外血腫や硬膜下血腫、脊髄腫瘍からの出血に対する治療に関しても豊富な経験を有しています。

当科の特徴

脊髄動静脈奇形や動静脈瘻は非常に稀な疾患です。適切な治療法、すなわちカテーテル治療と直達手術のいずれかを適切に選択しなければ、良好な結果が得られません。当科では、脳血管グループと協力しながら、これらの疾患の治療にあたっており、全国でも屈指の治療経験を有しています。
大学病院ならではの最新の技術を用いて、綿密な術前計画を立てて治療に臨み、良好な結果を得ています。

受診に関して(当科受診希望の患者さんへ)

当院は高度な医療を提供する特定機能病院として承認されており,初診患者さんの外来受診には紹介状を頂くこととしております。紹介状を持たない患者さんは初診時選定療養費がかかる場合があります。
また、初診の際には大変長い待ち時間を要してしまう場合もあります。
そのため、当科での脊椎脊髄診療を希望される方で紹介状をお持ちでない方に向けて、下記のメールアドレスで無料の受診相談を行っています。相談をいただくと、当科の医師が外来を行っている、お住まいから近い病院をご紹介いたします。そちらの病院を受診いただき、各種検査を行った後に大学病院へとご紹介いたします。これにより待ち時間が短縮でき、スムーズな診療が可能になります。
また、既に他院を受診されている方の受診もお受けしています。どうぞお気軽にご連絡ください。

  • 連絡先:ns-spine@okayama-u.ac.jp

年齢、性別、症状、受診を希望される理由を記入の上、メールを送信ください。
※通常48時間以内にお返事を差し上げます。
※紹介状をお持ちの方は、地域連携室を通して予約をお取りください。

研究の特徴

本グループでは、機能神経外科グループと合同で、移植ステレオグループとして基礎研究を行っています。

移植ステレオグループの紹介

臨床論文

2024

  1. Hirata Y, Nagase T, Sasada S, Ayada Y, Miyake H, Sugahara C, Yamamoto H, Oda Y, Yasuhara T, Tanaka S. Treatment of Tenosynovial Giant Cell Tumor of the Cervical Spine with Postoperative Anti-RANKL Antibody (Denosumab) Administration. Acta Med Okayama. 2024 Dec;78(6):469-474. doi: 10.18926/AMO/67877. PMID: 39719321.
  2. 平田 雄一, 高橋 悠, 池田 彬人, 西廣 真吾, 藏本 智士, 小野 恭裕, 市川 智継. 重症頭部外傷を伴う小児多発外傷に対してVV‒ECMO(Extracorporeal Membrane Oxygenation)を用いて救命した一例. Neurosurg Emerg. 2024 July 29(1): 14-19.
  3. Hirata Y, Takahashi Y, Kuramoto S, Nishihiro S, Ono Y, Ichikawa T. The effectiveness of palliative middle meningeal artery embolization prior to craniotomy for large acute epidural hematoma: A case report. Int J Surg Case Rep. 2024 May;118:109704. doi: 10.1016/j.ijscr.2024.109704. Epub 2024 Apr 24. PMID: 38669807; PMCID: PMC11064596.

2023

  1. Satoh T, Yasuhara T, Umakoshi M, Date I. Trigeminal neuralgia caused by a persistent primitive trigeminal artery: preoperative three-dimensional multifusion imaging and computational fluid dynamics analysis. Illustrative case. J Neurosurg Case Lessons. 2023 May 8;5(19):CASE2381. doi: 10.3171/CASE2381. PMID: 37158390; PMCID: PMC10550693.
  2. Okuma Y, Yasuhara T, Kin I, Daido S, Date I. Inverted gull-wing hinge decompressive craniotomy for infantile acute subdural hematoma: A case report. Brain Circ. 2023 Mar 24;9(1):35-38. doi: 10.4103/bc.bc_69_22. PMID: 37151795; PMCID: PMC10158666.
  3. Nagase T, Ishida J, Sasada S, Sasaki T, Otani Y, Yabuno S, Fujii K, Uneda A, Yasuhara T, Date I. IDH-mutant Astrocytoma Arising in the Brainstem with Symptom Improvement by Foramen Magnum Decompression: A Case Report. NMC Case Rep J. 2023 Mar 24;10:75-80. doi: 10.2176/jns-nmc.2022-0159. PMID: 37065877; PMCID: PMC10101703.
  4. Matsuda Y, Otani Y, Yasuhara T, Ando M, Higaki T, Makino T, Matsumoto H, Oyama T, Nishimori H, Date I. A Case of Radiation-Induced Osteosarcoma with RB1 Gene Alteration Treated by Skull Base Surgery and Craniofacial Reconstruction. Acta Med Okayama. 2023 Feb;77(1):85-90. doi: 10.18926/AMO/64367. PMID: 36849151.

2022

  1. Kamamura M, Higaki F, Sasada S, Matsushita T, Yasuhara T, Date I, Hiraki T. A Rare Case of Idiopathic Spinal Cord Herniation Treated by DuraGenR Collagen Matrix Graft. Acta Med Okayama. 2022 Dec;76(6):731-736. doi: 10.18926/AMO/64124. PMID: 36549776.
  2. Okazaki Y, Sasaki T, Kawai K, Hosomoto K, Sasada S, Yasuhara T, Akiyama T, Hanaoka Y, Date I. Two Cases of Monozygotic Twins with Early-onset Isolated (DYT1) Dystonia Effectively Treated with Bilateral Globus Pallidus Internus Stimulation. NMC Case Rep J. 2022 Sep 15;9:307-312. doi: 10.2176/jns-nmc.2022-0084. PMID: 36263189; PMCID: PMC9534566.
  3. Hiramatsu M, Sugiu K, Yasuhara T, Hishikawa T, Haruma J, Nishi K, Yamaoka Y, Ebisudani Y, Edaki H, Kimura R, Date I. Angioarchitecture of the Normal Lateral Spinal Artery and Craniocervical Junction Arteriovenous Fistula Using Contrast-enhanced Cone-beam CT. Clin Neuroradiol. 2023 Jun;33(2):375-382. doi: 10.1007/s00062-022-01218-2. Epub 2022 Oct 11. PMID: 36219219.
  4. Yabuno S, Yasuhara T, Murai S, Yumoto T, Naito H, Nakao A, Date I. Predictive Factors of Return Home and Return to Work for Intensive Care Unit Survivors after Traumatic Brain Injury with a Follow-up Period of 2 Years. Neurol Med Chir (Tokyo). 2022 Oct 15;62(10):465-474. doi: 10.2176/jns-nmc.2022-0149. Epub 2022 Sep 22. PMID: 36130904; PMCID: PMC9637400.
  5. Suruga Y, Satomi K, Otani Y, Fujii K, Ishida J, Uneda A, Tsuboi N, Makino K, Hirano S, Kemmotsu N, Imoto R, Mizuta R, Tomita Y, Yasuhara T, Washio K, Yanai H, Matsushita Y, Hibiya Y, Yoshida A, Capper D, Ichimura K, Date I. The utility of DNA methylation analysis in elderly patients with pilocytic astrocytoma morphology. J Neurooncol. 2022 Oct;160(1):179-189. doi: 10.1007/s11060-022-04131-3. Epub 2022 Sep 15. PMID: 36107362.
  6. Hosomoto K, Sasaki T, Kawai K, Okazaki Y, Hyodo Y, Shibata T, Sasada S, Yasuhara T, Kobayashi K, Yanai H, Date I. A Case of a Solitary Cortical Tuber with No Other Manifestations of Tuberous Sclerosis Complex Mimicking Focal Cortical Dysplasia Type II with Calcification. Acta Med Okayama. 2022 Jun;76(3):323-328. doi: 10.18926/AMO/63742. PMID: 35790363.
  7. Yabuno S, Sasada S, Umakoshi M, Nagase T, Sugahara C, Kawauchi S, Yasuhara T, Date I. A Pediatric Case of Cauda Equina Dermoid Cyst Resected by Minimally Invasive Unilateral Hemilaminectomy. Acta Med Okayama. 2022 Apr;76(2):217-223. doi: 10.18926/AMO/63426. PMID: 35503450.

2021

  1. Yabuno S, Kawauchi S, Umakoshi M, Uneda A, Fujii K, Ishida J, Otani Y, Hattori Y, Tsuboi N, Kohno S, Noujima M, Toji T, Yanai H, Yasuhara T, Date I. Spinal Cord Diffuse Midline Glioma, H3K27M- mutant Effectively Treated with Bevacizumab: A Report of Two Cases. NMC Case Rep J. 2021 Aug 21;8(1):505-511. doi: 10.2176/nmccrj.cr.2021-0033. PMID: 35079510; PMCID: PMC8769434.
  2. Kin K, Yasuhara T, Toyoshima A, Date I. Syringo-peritoneal Shunt for Syringomyelia Due to Extensive Adhesive Arachnoiditis: A Case Report. NMC Case Rep J. 2021 Aug 11;8(1):419-425. doi: 10.2176/nmccrj.cr.2020-0228. PMID: 35079498; PMCID: PMC8769421.
  3. Hiramatsu M, Ishibashi R, Suzuki E, Miyazaki Y, Murai S, Takai H, Takasugi Y, Yamaoka Y, Nishi K, Takahashi Y, Haruma J, Hishikawa T, Yasuhara T, Chin M, Matsubara S, Uno M, Tokunaga K, Sugiu K, Date I. Incidence and clinical characteristics of spinal arteriovenous shunts: hospital-based surveillance in Okayama, Japan. J Neurosurg Spine. 2021 Oct 29;36(4):670-677. doi: 10.3171/2021.7.SPINE21233. PMID: 34715647.
  4. Umakoshi M, Yasuhara T, Morimoto J, Murai S, Sasaki T, Kameda M, Kin K, Miyoshi Y, Date I. Spinal Surgery after Bilateral Subthalamic Stimulation for Patients with Parkinson’s Disease: A Retrospective Outcome Analysis of Pain and Functional Control. Neurol Med Chir (Tokyo). 2021 Oct 15;61(10):607-618. doi: 10.2176/nmc.oa.2021-0094. Epub 2021 Aug 18. PMID: 34408107; PMCID: PMC8531877.
  5. Kobayashi K, Yukiue T, Yoshida H, Tsuboi N, Takahashi Y, Makino K, Kimura R, Mizuta R, Sasada S, Ogawa T, Nagayama N, Yasuhara T, Date I. Ultra-high-molecular-weight Polyethylene (UHMWPE) Wing Method for Strong Cranioplasty. Neurol Med Chir (Tokyo). 2021 Sep 15;61(9):549-556. doi: 10.2176/nmc.oa.2021-0032. Epub 2021 Jun 7. PMID: 34092749; PMCID: PMC8443973.
  6. Hishikawa T, Murai S, Hiramatsu M, Haruma J, Nishi K, Ebisudani Y, Sato Y, Yasuhara T, Sugiu K, Shimizu K, Kobayashi M, Nakagawa K, Kimura-Ono A, Hotta K, Morimatsu H, Date I. An Evaluation of the Safety and Feasibility of Adenosine-assisted Clipping Surgery for Unruptured Cerebral Aneurysms: Study Protocol. Neurol Med Chir (Tokyo). 2021 Jul 15;61(7):393-396. doi: 10.2176/nmc.st.2021-0018. Epub 2021 May 24. PMID: 34024879; PMCID: PMC8280325.
  7. Tomita Y, Shimazu Y, Kawakami M, Matsumoto H, Fujii K, Kameda M, Yasuhara T, Suruga Y, Ota T, Kimata Y, Kurozumi K, Date I. Pyogenic Ventriculitis After Anterior Skull Base Surgery Treated With Endoscopic Ventricular Irrigation And Reconstruction Using a Vascularized Flap. Acta Med Okayama. 2021 Apr;75(2):243-248. doi: 10.18926/AMO/61908. PMID: 33953433.
  8. Murai S, Hiramatsu M, Suzuki E, Ishibashi R, Takai H, Miyazaki Y, Takasugi Y, Yamaoka Y, Nishi K, Takahashi Y, Haruma J, Hishikawa T, Yasuhara T, Chin M, Matsubara S, Uno M, Tokunaga K, Sugiu K, Date I; Okayama Cranial and Spinal A-V Shunts (OCSS) Study Group. Trends in Incidence of Intracranial and Spinal Arteriovenous Shunts: Hospital-Based Surveillance in Okayama, Japan. Stroke. 2021 Apr;52(4):1455-1459. doi: 10.1161/STROKEAHA.120.032052. Epub 2021 Feb 18. PMID: 33596673.
  9. Sasada S, Hiramatsu M, Kusumegi A, Fujimura H, Oshikata S, Takahashi Y, Nishida K, Yasuhara T, Date I. Arteriovenous Fistula at the Craniocervical Junction Found After Cervical Laminoplasty for Ossification of the Posterior Longitudinal Ligament. Neurospine. 2020 Dec;17(4):947-953. doi: 10.14245/ns.2040200.100. Epub 2020 Dec 31. PMID: 33401875; PMCID: PMC7788406.

2020

  1. Yasuhara T, Murai S, Mikuni N, Miyamoto S, Date I. Japanese National Questionnaire Survey in 2018 on Complications Related to Cranial Implants in Neurosurgery. Neurol Med Chir (Tokyo). 2020 Jul 15;60(7):337-350. doi: 10.2176/nmc.oa.2020-0051. Epub 2020 Jun 12. PMID: 32536658; PMCID: PMC7358783.
  2. Hiramatsu M, Sugiu K, Yasuhara T, Hishikawa T, Haruma J, Takahashi Y, Murai S, Nishi K, Yamaoka Y, Date I. Detection of the common origin of the radiculomedullary artery with the feeder of spinal dural arteriovenous fistula using slab maximum intensity projection image. Neuroradiology. 2020 Oct;62(10):1285-1292. doi: 10.1007/s00234-020-02466-0. Epub 2020 Jun 2. PMID: 32488306.
  3. Kameda M, Hishikawa T, Hiramatsu M, Yasuhara T, Kurozumi K, Date I. Precise MEP monitoring with a reduced interval is safe and useful for detecting permissive duration for temporary clipping. Sci Rep. 2020 Feb 26;10(1):3507. doi: 10.1038/s41598-020-60377-9. PMID: 32103082; PMCID: PMC7044220.
  4. Kurozumi K, Fujii K, Shimazu Y, Tomita Y, Sasaki T, Yasuhara T, Hishikawa T, Kameda M, Kumon H, Date I. Study protocol of a Phase I/IIa clinical trial of Ad-SGE-REIC for treatment of recurrent malignant glioma. Future Oncol. 2020 Feb;16(6):151-159. doi: 10.2217/fon-2019-0743. Epub 2020 Jan 24. PMID: 31973596.

2019

  1. Sasaki T, Kuwahara K, Kin I, Okazaki M, Sasada S, Shinko A, Kameda M, Yasuhara T, Agari T, Date I. Identification of Somatotopic Organization and Optimal Stimulation Site Within the Subthalamic Nucleus for Parkinson’s Disease. Oper Neurosurg (Hagerstown). 2019 Sep 1;17(3):239-246. doi: 10.1093/ons/opy351. PMID: 30445556.
  2. Shear A, Nishihiro S, Hishikawa T, Hiramatsu M, Sugiu K, Yasuhara T, Date I. Cerebral circulation improves with indirect bypass surgery combined with gene therapy. Brain Circ. 2019 Sep 30;5(3):119-123. doi: 10.4103/bc.bc_33_19. PMID: 31620658; PMCID: PMC6785951.
  3. Kin K, Yasuhara T, Tomita Y, Umakoshi M, Morimoto J, Date I. SF-36 scores predict postoperative delirium after surgery for cervical spondylotic myelopathy. J Neurosurg Spine. 2019 Mar 1:1-6. doi: 10.3171/2018.11.SPINE181031. Epub ahead of print. PMID: 30835706.
  4. Tomita Y, Kurozumi K, Inagaki K, Kameda M, Ishida J, Yasuhara T, Ichikawa T, Sonoda T, Otsuka F, Date I. Delayed postoperative hyponatremia after endoscopic transsphenoidal surgery for pituitary adenoma. Acta Neurochir (Wien). 2019 Apr;161(4):707-715. doi: 10.1007/s00701-019-03818-3. Epub 2019 Feb 5. PMID: 30721370.

2018

  1. Sasaki R, Ohta Y, Yamada Y, Tadokoro K, Takahashi Y, Sato K, Shang J, Takemoto M, Hishikawa N, Yamashita T, Yasuhara T, Date I, Ikegawa S, Fujii N, Abe K. Neurolymphomatosis in the Cauda Equina Diagnosed by an Open Biopsy. Intern Med. 2018 Dec 1;57(23):3463-3465. doi: 10.2169/internalmedicine.1049-18. Epub 2018 Aug 10. PMID: 30101916; PMCID: PMC6306530.
  2. Okazaki M, Sasaki T, Yasuhara T, Kameda M, Agari T, Kin I, Kuwahara K, Morimoto J, Kin K, Umakoshi M, Tomita Y, Borlongan CV, Date I. Characteristics and prognostic factors of Parkinson’s disease patients with abnormal postures subjected to subthalamic nucleus deep brain stimulation. Parkinsonism Relat Disord. 2018 Dec;57:44-49. doi: 10.1016/j.parkreldis.2018.07.014. Epub 2018 Jul 25. PMID: 30082148.
  3. Sasaki T, Agari T, Kuwahara K, Kin I, Okazaki M, Sasada S, Shinko A, Kameda M, Yasuhara T, Date I. Efficacy of Dural Sealant System for Preventing Brain Shift and Improving Accuracy in Deep Brain Stimulation Surgery. Neurol Med Chir (Tokyo). 2018 May 15;58(5):199-205. doi: 10.2176/nmc.oa.2017-0242. Epub 2018 May 1. PMID: 29710057; PMCID: PMC5958041.
  4. Umakoshi M, Yasuhara T, Toyoshima A, Sasada S, Kusumegi A, Morimoto J, Kin K, Tomita Y, Date I. Spinal Extradural Arachnoid Cyst: Significance of Intrathecal Infusion after Fistula Closure. Acta Med Okayama. 2018 Feb;72(1):73-76. doi: 10.18926/AMO/55666. PMID: 29463942.
  5. Kin K, Agari T, Yasuhara T, Tomita Y, Kuwahara K, Kin I, Umakoshi M, Morimoto J, Okazaki M, Sasaki T, Date I. The Factors Affecting the Difficulty of Percutaneous Cylindrical Electrode Placement for Spinal Cord Stimulation. World Neurosurg. 2018 May;113:e391-e398. doi: 10.1016/j.wneu.2018.02.040. Epub 2018 Feb 14. PMID: 29454118.

2017

  1. Yasuhara T, Date I, Liska MG, Kaneko Y, Vale FL. Translating regenerative medicine techniques for the treatment of epilepsy. Brain Circ. 2017 Jul-Sep;3(3):156-162. doi: 10.4103/bc.bc_21_17. Epub 2017 Oct 12. PMID: 30276318; PMCID: PMC6057691.
  2. Anthony SS, Date I, Yasuhara T. Limiting exercise inhibits neuronal recovery from neurological disorders. Brain Circ. 2017 Jul-Sep;3(3):124-129. doi: 10.4103/bc.bc_16_17. Epub 2017 Oct 12. PMID: 30276313; PMCID: PMC6057693.
  3. Nosaka N, Tsukahara K, Knaup E, Yabuuchi T, Kikkawa T, Fujii Y, Yashiro M, Yasuhara T, Okada A, Ugawa T, Nakao A, Tsukahara H, Date I. Intracranial Pressure Monitoring for Pediatric Acute Encephalopathy. Acta Med Okayama. 2017 Apr;71(2):179-180. doi: 10.18926/AMO/54987. PMID: 28420900.
  4. Otani Y, Ichikawa T, Kurozumi K, Yasuhara T, Washio K, Shimada A, Katayama N, Katsui K, Yanai H, Date I. [Prognostic Impact of Radiation Therapy and Molecular Classification of Infant Atypical Teratoid/Rhabdoid Tumors]. No Shinkei Geka. 2017 Feb;45(2):147-154. Japanese. doi: 10.11477/mf.1436203466. PMID: 28202832.

2016

  1. Sato K, Tsunoda K, Yamashita T, Takemoto M, Hishikawa N, Ohta Y, Takahashi T, Nakashima I, Yasuhara T, Date I, Abe K. A case of very long longitudinally extensive transverse myelitis (LETM) with necrotizing Vasculitis. J Neurol Sci. 2017 Feb 15;373:152-154. doi: 10.1016/j.jns.2016.12.040. Epub 2016 Dec 23. PMID: 28131176.
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