第1頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)とが脱臼した状態で、外傷、炎症性疾患(とくにリウマチ、他に透析など)、腫瘍、先天異常などで生じ、後頭部痛、頚部痛、頚椎の運動制限、進行すると運動感覚障害などを生じます。
脱臼の程度が強く、神経症状がある場合などには手術が必要です。
環軸椎脱臼整復可能な場合
第1頚椎-第2頚椎間を固定(矢頭)
脱臼が整復できない場合
後頭頚椎間固定:後頭骨-頚椎間を固定します