─2010年3月1日から2014年3月31日まで岡山大学病院 脳神経外科においてパーキンソン病で 視床下核刺激療法を受けられた方へ─
「微小電極記録の単一神経活動から得られた視床下核の体部位局在の 同定」へご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 岡山大学病院
研究機関の長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長 那須保友 岡山大学病院長 槇野博史
研究責任者 岡山大学病院 脳神経外科 医員 佐々木達也 1.研究の概要(研究の背景、目的及び意義) 当科では進行したパーキンソン病に対して、視床下核刺激療法を行っております。視床下核は脳内の小さな核であり、内部の詳しい機能の解剖については十分分かっていないことがあります。我々は手術時に行う電気記録を解析し、視床下核内の機能解剖を調べています。これにより、高い精度で手術を行うことができ、パーキンソン病の動きを改善させ、物忘れや幻覚などの副作用を防止できると考えています。 2.研究の方法 1)
研究対象者 2010年3月1日から2014年3月31日まで岡山大学病院 脳神経外科においてパーキンソン病で視床下核刺激療法を受けられた方77名を対象とします。 2)
研究期間 2017年2月3日〜2018年1月31日 3)
研究方法 過去実施した手術中に脳の神経活動を調べています。体の一部分の動きに相当する神経活動を、関節の動きを行いながら決定しました。得られた体に対応する神経を術後画像の上にのせ、視床下核内の地図を作製します。
4)
使用する情報 研究に使用する情報として、診療録から抽出した情報を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、拒否機会期限終了後、連結不可能匿名化し、個人情報等が漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
5)
情報の保存及び廃棄の方法、二時利用 本研究に使用した情報は研究終了後5年間、岡山大学臨床研究棟9階 脳神経外科医局内(施錠可能)LANにつながっていない外付けHDDで厳重に保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。保存期間終了後は電子情報はコンピュータから削除しその他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。
6)
研究計画書および個人情報の開示 他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料の閲覧や提供を行います。個々の研究の結果は以下の理由により開示致しません。ご了承ください。 【理由】連結不可能匿名化されている為。 この研究の結果はあなたの個人情報がわからない形にして学会、論文で発表しますのでご了承ください。
この研究についてご質問などがありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年3月31日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様の不利益が生じることはありません。
〈問い合わせ・連絡先〉 岡山大学病院 脳神経外科 医員 佐々木達也 電話:086-235-7336(平日:9時〜17時) ファックス:086-227-0191