─2009年12月1日から2017年1月31日まで
岡山大学病院 脳神経外科において
慢性難治性疼痛に対する脊髄刺激療法を行うために経皮的に
電極留置術を受けられた方へ─
「脊髄刺激療法のための経皮的電極留置術を困難にする要因の検討」へ
ご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
岡山大学病院
研究機関の長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長 那須保友
岡山大学病院長 金澤 右
研究責任者 岡山大学病院 脳神経外科 講師 安原隆雄
1.研究の概要(研究の背景、目的及び意義)
当科では慢性難治性疼痛に対して脊髄刺激療法を行っています。脊髄刺激療法は脊柱管の中に電極を留置し、脊髄を刺激することで痛みを和らげる治療です。我々は電極留置の成功や電極留置にかかった時間にかかわる要因の研究を行っています。これを明らかにすることで、適切な電極留置の方法を患者さんごとに選択出来るようになると考えています。
2.研究の方法
1) 研究対象者
2009年12月1日から2017年1月31日まで岡山大学病院 脳神経外科において慢性難治性疼痛に対する脊髄刺激療法を行うために経皮的に電極留置を施行した患者さん65名 90手技を対象とします。
2) 研究期間
2017年8月25日 〜 2018年8月31日
3) 研究方法
脊髄刺激療法のための電極留置の成功及び電極留置にかかった時間に、患者さんのどのような要素がかかわっているかを調べます。
4) 使用する情報
研究に使用する情報として、以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、生年月日などあなたを直ちに特定できる情報は拒否機会期限終了後に削除し、あなたの情報が漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
1) 患者基本情報:年齢、性別、身長、体重、診断名、疼痛罹患期間
2) 画像所見:CT、MRI、XP
3) 手術手技に関する情報:使用した電極の種類、電極留置部位、手術時間
5) 情報の保存及び廃棄の方法、二次利用
本研究に使用した情報は研究終了後5年間、岡山大学病院 臨床研究棟9階 脳神経外科医局内(施錠可能)LANにつながっていない外付けHDD内で厳重に保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。保存期間終了後は電子情報はコンピューターから削除し、その他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。
6) 研究計画書および個人情報の開示
他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料の閲覧や提供を行います。
個々の研究の結果は以下の理由により開示いたしません。ご了承ください。
【理由】匿名化されている(対応表も保持しない)ため。
この研究の結果は氏名、生年月日などあなたを直ちに特定できる情報を分からない形にして学会、論文で発表しますのでご了承下さい。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについてあなたもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年12月31日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者さんに不利益が生じることはありません。
〈問い合わせ・連絡先〉
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 生体制御科学専攻 脳神経制御学講座
脳神経外科学分野 医員(大学院生) 金 恭平
電話:086-235-7336(脳神経外科医局:平日9時から17時)
Fax:086-227-0191