─2011年9月20日から2015年12月7日まで岡山大学病院
脳神経外科においてパーキンソン病で視床下核刺激療法を
受けられた方へ─
「パーキンソン病患者の姿勢異常の臨床的特徴と治療予後予測因子」
研究へご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
岡山大学病院
研究機関の長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科研究科長 那須保友
岡山大学病院病院長 槇野博史
研究責任者 岡山大学病院 脳神経外科 医員 佐々木達也
1.研究の概要(研究の背景、目的及び意義)
パーキンソン病患者さんの約3〜17%に前屈や側彎などの姿勢異常がみられます。腹部のつっぱり感や腰背部痛・歩行障害・易転倒性につながり、日常生活へ与える影響は大きいとされています。パーキンソン病に対する治療法の一つに、脳深部(視床、淡蒼球、視床下核)に電極を留置し、微弱な電気インパルスを流して機能改善を図る方法(脳深部刺激療法)がありますが、パーキンソン病の姿勢異常に対する有効性については結論は一定していません。当科ではパーキンソン病に対する脳深部刺激療法を数多く行っており、姿勢異常に対して脳深部刺激療法は有効かどうか検討を行います。
2.研究の方法
1) 研究の対象者
2011年9月20日から2015年12月7日まで岡山大学病院 脳神経外科においてパーキンソン病で視床下核刺激療法を受けられた74人を対象とします。
2) 研究期間
2017年4月14日〜2017年9月30日
3) 研究方法
すでに手術を受けられたパーキンソン病患者さんに対して、姿勢異常がある方の特徴や、どのような患者さんが手術によって姿勢がよくなるか検討します。
4) 使用する情報
研究に使用する情報として、診療録から抽出した情報を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、拒否機会期限終了後、連結不可能匿名化し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
5) 情報の保存及び廃棄の方法、二次利用
本研究に使用した情報は研究終了後5年間、岡山大学病院臨床研究棟9階脳神経外科医局内で厳重に保管させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。保存期間終了後は電子情報はコンピュータから削除しその他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。
6) 研究計画書および個人情報の開示
他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料や閲覧の提供を行います。
個々の研究の結果は以下の理由により開示致しません。ご了承ください。
【理由】連結不可能匿名化されているため。
この研究の結果はあなたの個人情報が分からない形にして学会、論文で発表しますのでご了承ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年5月31日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
〈問い合わせ・連絡先〉
岡山大学病院 医員(大学院生)岡﨑三保子
電話 086-235-7336(脳神経外科医局):平日 am 9:00〜17:00