─2014年3月1日から2015年5月31日まで岡山大学病院 脳神経外科において脳深部刺激療法を受けられた方へ─
「脳深部刺激療法におけるDuraSeal®の有用性」への ご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 岡山大学病院
研究機関の長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長 那須保友 岡山大学病院長 槇野博史
研究責任者 岡山大学病院 脳神経外科 医員 佐々木達也 1.研究の概要(研究の背景、目的及び意義) 当科ではパーキンソン病を中心に不随意運動症に対して脳深部刺激療法(DBS)を行っています。手術中に脳脊髄液が漏れてしまうことは脳にずれが生じて、正確な位置にDBS電極を留置することができません。そこで我々は、DuraSeal®という髄液漏を防止する製剤を使用し、術中の髄液漏出防止を試み、術後のDBS電極位置の誤差に影響するかどうかを調べています。 2.研究の方法 1)
研究対象者 2014年3月1日から2015年5月31日まで岡山大学病院 脳神経外科において脳深部刺激療法を受けられた方総数(32症例)を対象とします。 2)
研究期間 2017年1月27日〜2017年4月30日 3)
研究方法 脳深部刺激療法を行う際に、DuraSeal®を使用し、手術を行いました(通常の診療行為です)。術後の頭の中の空気の量と、DBS電極と術前の目標点の位置の誤差を計測します。DuraSeal®使用前の手術群と比較し、違いがあるかどうか検討します。
4)
使用する情報 研究に使用する情報として、診療録から抽出した情報を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、拒否機会期限終了後、連結不可能匿名化し、個人情報等が漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
5)
情報の保存及び廃棄の方法、二時利用 本研究に使用した情報は研究終了後5年間、岡山大学臨床研究棟9階 脳神経外科医局 准教授室(施錠可能)LAN接続されていない外付けHDD内で厳重に保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。保存期間終了後は電子情報はコンピュータから削除しその他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。
6)
研究計画書および個人情報の開示 他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料の閲覧や提供を行います。個々の研究の結果は以下の理由により開示致しません。ご了承ください。 【理由】連結不可能匿名化されている為。 この研究の結果はあなたの個人情報がわからない形にして学会、論文で発表しますのでご了承ください。
この研究についてご質問などがありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年2月28日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様の不利益が生じることはありません。
〈問い合わせ・連絡先〉 岡山大学病院 脳神経外科 医員 佐々木達也 電話:086-235-7336(平日:9時〜17時)