─2013年5月1日から2016年10月31日まで岡山大学病院
脳神経外科において深部脳腫瘍に対してViewsiteおよび
脳ベラ併用手術を受けられた方へ─
「深部脳腫瘍に対するViewsite併用手術の有用性の判定」への
ご協力のお願い
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
岡山大学病院
研究機関の長 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長 那須保友
岡山大学病院長 槇野博史
研究責任者 岡山大学病院 脳神経外科 講師 黒住和彦
1.研究の概要(研究の背景、目的及び意義)
脳の深部に存在する脳腫瘍に対する手術は非常に難易度が高く、様々な手術の工夫が行われています。最近はViewsite
Brain Access Systemという筒状の機器を用いた手術が行われることがありますが、岡山大学病院ではViewsiteと脳ベラを併用することでより手術が行い易い様にしています。今回は、Viewsiteと脳ベラ併用手術による治療成績を検討します。
2.研究の方法
1)
研究対象者
2013年5月1日から2016年10月31日まで岡山大学病院 脳神経外科において深部脳腫瘍に対してViewsiteおよび脳ベラ併用手術を受けられた方9例を対象とします。
2)
研究期間
2017年1月27日〜2017年12月31日
3)
研究方法
2013年5月から2016年10月に岡山大学病院でViewsiteと脳ベラを併用し手術を行った9例を対象とします。手術後にMRIを撮影し、腫瘍の摘出度および正常脳の損傷程度を評価します。また、手術による合併症や腫瘍の再発についても評価を行います。
4)
使用する情報
研究に使用する情報として、診療録から抽出した情報を使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し、全データ取得時、かつオプトアウト期限後、連結不可能匿名化し、個人情報等が漏洩しないようプライバシーの保護には最新の注意を払います。
5)
情報の保存及び廃棄の方法、二時利用
本研究に使用した情報は研究終了後5年間、岡山大学臨床研究棟9階 脳神経外科医局 准教授室内で厳重に保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。保存期間終了後は電子情報はコンピュータから削除しその他の情報はシュレッダーで裁断し廃棄します。
6)
研究計画書および個人情報の開示
他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、この研究の計画および研究の方法に関する資料の閲覧や提供を行います。個々の研究の結果は以下の理由により開示致しません。ご了承ください。
【理由】連結不可能匿名化されているためこの研究の結果はあなたの個人情報がわからない形にして学会、論文で発表しますのでご了承ください。
この研究についてご質問などがありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年2月28日までに下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様の不利益が生じることはありません。
〈問い合わせ・連絡先〉
岡山大学病院 脳神経外科 講師 黒住和彦
電話:086-235-7336(平日:9時〜17時)
ファックス:086-227-0191